iPhone」カテゴリーアーカイブ

俺とおさいふケータイ

メインに使う携帯電話をiPhoneにする前に、おさいふケータイは使うのを止めて、FeliCa対応クレジットカードへ移行したが、今のところ不便なことはない。
FeliCa自体は電車に乗るとき、駅構内で買い物する時を中心に使用しているが、電車に乗らなければFeliCa自体あまり必要としていない。要するに、FeliCaなどの電子マネーは無くても生きていけるということ。クレジットカードが使えればそれでいいし。

一般的には、いろいろな機能が一つにまとまって、お財布も一体化した方が便利らしい。確かにそうなると、持って行くの忘れたということになりにくくなって便利かもしれないが、携帯電話自体を忘れる私には丸ごと持ってくるのを忘れるというリスクがある。

FeliCa機能内蔵クレジットカードにしても、これを持って行くのを忘れて、現金で切符を買ったりすることもあるが、現金を持つなどバラバラにしていた方がリスクが減ったりするという利点もある。
現時点では、クレジットカード機能付きFeliCa、現金、普通のクレジットカードで十分なので、おさいふケータイで使わないと不便でしょうがないという物でもない。

将来はこのあたりの機能も、グローバルに使えるのかもしれないNFCに対応するのかもしれないが、その時もまたかなり長い事待たされて使えるようになるのだろう。今使っても、将来の製品ではまたアップデートやら引っ越しやらで面倒になるのは確実だろう。
現時点で私にとっておサイフケータイは、どの国へ行っても、どの端末でも使えるようになればこの手の機能を使ってもいいかなと思える程度でしかない。

謎のApple iPhoneサポート

iPhone 4は2010年6月の発売日に購入し、ロック解除のスライド部分あたりの液晶が黄色くなっている事を発見し、そのまま使っていたが、スキャンした紙を見ていると気分悪くなってきたので、修理してもらうことにした。

Appleの電話サポート窓口に連絡したのは9月の水曜日。液晶の色がおかしい件を連絡すると、不都合として認識しているので修理するとあっさり決まった。
ヤマト運輸が取りに来るが、木曜日の夜でいいかというので良いと答えた。
ヤマト運輸が箱を持ってきて、iPhone 4本体を渡すと(自分では箱に入れたりしない)箱に入れないまま持って行った。本体は初期化してあるから良い物の、客の目の前で箱に入れないのはどうなのか。

土曜日となる翌々日、AppleのサポートWebサイトをみると、金曜日のうちに修理完了、発送準備中になっていた。土曜日に発送準備中だといつ来るのかわからないが、そのまま待つと月曜日に発送された。
火曜日に到着したが、金曜日中に発送すれば土曜日には来たし、発送作業くらい土曜日でもやればいいのでないのかなど考えた物の、サポートセンターのシステムがそうなっている以上、文句を言うことは難しい。

受け取ったiPhone 4には修理した形跡は見られず、新品同様に思えたが、リカバリする段階で新品交換になっていたことがわかった。
なにしろ、OSのバージョンが修理に出した4.1ではなく4.0なので、そのままリカバリも出来ないのだ。
ここで、unlockedなSIMカードを入れたらunlockedなiPhone 4になったのではないかと思ったが、時既に遅し、SoftbankのSIMカード(正確にはmicroな)を入れたので、Softbank縛りになってしまった。まあいいか。

今回のポイント
Appleのサポートは土日やってない。
ヤマト運輸が荷物を箱に入れずに持って行った。
iPhone 4の修理は新品交換だった。
新品交換したらiPhoneってunlocked(日本語のSIMロックフリーの事)に出来るのでは。

とって出しビデオカメラの検討

いろいろな意味でビデオカメラも手軽になってきたが、編集が面倒なのは昔からあまり変わってない。
特に、AVCHDのフルHD動画をフルHDで編集、ネットにアップロードするというのは、編集に時間がかかり、エンコードはもちろん、アップロードも時間がかかって面倒でしょうがない。
きっちりした動画を制作するなら、それなりに高画質で撮影して、しっかりと編集したいところだが、とって出しの動画はもっと手軽に撮影、編集、アップロードしたい。

とって出し動画とは、撮影して適当にカット編集し、撮影直後にアップロードする動画のこと。ライブのだらだらした物ではなく、ある程度編集してあり、速報性がある動画である。

ということで、いろいろとビデオカメラを検討すると、唯一三洋のXactiならカメラ内での不要部分の削除(トリム)、2つの動画の統合が出来ることがわかった。
処理時間は専用機ということもあり、PC上でエンコードするのとは比較にならないほど高速だ。
ということで、少し前のは持っているが、最新のを検討してみることにした。
いろいろ見ると、バッテリ駆動時間などの関係から、DMX-SH11が良いのではないかという結論になったが、2010年10月現在の最低価格は3.2万円程度。

どのカメラを使うかはともかく、わざわざ3万円もかけてカメラを買うのは無駄では無かろうか。720pの動画ならiPhone 4で撮影できるし、iMovieを使えばカット編集程度なら問題なく可能。もちろんその場でアップロードも可能だ。
Xactiを使ったとしても、PCなどからアップロードしなければならず、面倒な事には変わりない。

iPhoneで日本語入力時にアプリが落ちる現象を修復

iPhoneで日本語入力する際、1ワード目は問題ないが、予測入力が表示される段階になるとアプリが落ちる現象がある。
これは、日本語入力の学習辞書が何らかの原因で壊れ、それを日本語入力時に回避できていない事から発生する。

どんなときに日本語入力の学習辞書が壊れるのか不明だが、私の場合、バックアップからのリストアで異常が発生した。

これを回避するには、日本語入力の学習辞書をリセットする必要がある。
リセットするには、設定のリセットという項目で可能。入力関連のメニューにはリセット項目がないので注意しよう。

それにしても、Appleはこの不都合を認識しているのだろうか?

iPhone 4とアメリカと日本のデータ通信サービス

先日、アメリカ合衆国に行ってきたが、ようやくアメリカにおける電波状況の悪さを実感できた。

今まで何度も訪れていたが、1つの都市にいるだけだったりして、特に不都合を感じなかったが、電子機器を持って都会以外のいろいろな場所に移動してみて初めてわかったことがある。

例えば、アメリカではニューヨークの地下鉄ですら、地下鉄の駅で携帯電話の電波が来ていない。ロスアンゼルスの地下鉄(Metro)で使えないのは車社会なので仕方ないと思えたが、多くの方が利用するニューヨークの地下鉄駅で使えない事は初めて知った。その代わりか、走っている車内でWi-Fiを使えるように整備しているようだ。今回は使えなかったが

AT&T版iPadを使えば、ほとんどのところでネット接続できるだろうと思いきや、都会でもAT&Tの電波が弱いところは至る所に存在した。
例えば、ニューヨークの空港(JFK)のターミナル内で3Gが不安定になるとは、日本では考えられない状況だ。
また、ロスアンゼルスの高級住宅地マリブ近郊で民家はほとんど無いような海岸でAT&Tの3Gが問題無い場所もあれば、ロスアンゼルスの空港(LAX)横にある海岸Dockweiler State Beachでは3Gの電波が来ていないという状況。

これは、AT&Tだけの問題ではなく、T-Mobileでも似たような状況だ。本来、海外使用設定していなかったはずの、iPhone 4がこれを契約したどさくさに紛れて知らない間に海外利用設定されてしまったため確認できたが、AT&Tで繋がらずにT-Mobileなら繋がるところがそれほど多いわけではない。どちらも繋がらないという場所がかなり多かった。

AT&Tに関しては3Gは繋がらず、GSMのEDGEなら接続できるという場所も多く、アメリカでの状況は実際に使っている方以外になかなか理解できないはずだ。

日本では、民家がないような山の中などをのぞいて、3Gの電波もほとんど問題なく拾えるだろう。もちろん、ソフトバンクはその中でも繋がらない方だが、AT&Tに限らずアメリカの3Gほど繋がらないわけではない。
このような電波状況だからこそ、iPhone 4の電波感度問題が大きくクローズアップされてしまうのだろう。日本にいるだけでは決して実情は見えてこない。

国によっては、地下鉄走行中に通話できるように整備されたり、他の国と違う仕様の携帯電話が幅をきかせているなど変わった面もあるが、全体的なサービスの完成度を見ると日本が一番だろう。
3G、WiMAXに続き、LTEなど今後も進化を続ける日本のデータ通信系サービスは、世界中のどこよりも優れた環境が提供されていることが、ここ数年様々な国に行って実感できた。

日本がデータ通信天国なことは間違いない。