任天堂が2012年に出す据え置きゲーム機のWii U。
年末まであと4ヶ月ほどとなったが、価格も詳細な性能もまだ明かされていない。
任天堂は3DSで、本体価格およびソフトリリースに失敗してからWii Uではその失敗を繰り返さないようにした結果、2011年から2012年にかけてのWiiソフトが激減するという自体にもなっているが、それはすべてWii Uの成功のため。
価格帯はなるべく安くしなければ売れないし、発売直後に多数の選びきれないほどの魅力的なゲームが出ていなければならない。
日本的な感覚で言えば、価格は2万円から3万円程度が妥当なところだろう。
現在のXbox 360はHDDなし版が180ドルくらいで販売されているので、これと後述するようにこれと同等のコストの本体に、タブレット型コントローラーを加えた価格の2万円後半くらいになるだろう。
19800円くらいで売れればいいが、タブレット型のコントローラーとセットで、おそらく2.5万円から3万円程度になるのだろう。USなどでの価格も300ドル弱になることが予想される。
性能はこれに合わせた物になり、Blu-rayには非対応は妥当と思われるが、ディスク自体は25GB対応になるようだ。
DVDなどの再生機能もない。
内蔵ストレージは必要最小限の物が入るだろうが、4から8GB程度のSDカードが添付されている可能性がある。
CPUのスペック的にはXbox 360の多少上程度で、GPU機能は1ランク上。これによって、描画性能が上がるため、見た目はXbox 360より多少高くなる程度になるだろう。性能は現行のXbox 360を多少よくした程度なので、製造コストも現在のXbox 360と同程度。
この程度でも、一般人がゲームする上で問題になることはない。当然ながら価格を上げてより高スペックにすれば表現力を上げることもできるが、ハイエンドゲーマー以外の一般消費者にその性能を訴えることはないだろう。
ようするにゲームがおもしろいかどうかが最も重要。
つまり、多くのユーザーにわざわざゲーム機を買ってもらうためには、そこそこの価格で、これから何年間か見劣りしない性能にする必要がある。
それが、Xbox 360などより多少表現性能が高く、そこそこの価格というバランス。これならソフトラインアップが十分になる数年後にはさらに安くすることができる。
AV業界の動きとして、4K対応などがあるが、4Kが一般に普及するのには5年以上かかるだろう。4K対応などはWii Uの次世代機で対応すればいいし、グローバルイルミネーションなどの最新のCG技術のハードウェアでの対応もそのころコストが安くなるころににやればいい。
まとめ
Wii Uは3万円以下で、そこそこの性能になる。