投稿者「kamikura」のアーカイブ

Nikon 1マウントでの高倍率ズーム(特に望遠側)を考える

Nikon 1は1型センサーなのでレンズを比較的小さく出来る。
このため、望遠側に強いレンズを小さく軽く出来るという特徴がある。

2014年6月発売予定の「1 NIKKOR VR 70-300mm f/4.5-5.6」129,000円(税抜)を使えば189-810mm相当となる。レンズ本体の重量は550g。

一方で、ニコンのDXフォーマット(APS-Cのこと)用なら、高倍率ズームレンズのバリエーションはさらに豊富だ。

例えばタムロンが2014年4月に発売する18.8倍ズームの「16-300mm F/3.5-6.3 Di ll VC PZD MACRO Model B016」87,000円(税抜)は540gで、43.2-810mm相当だ。

これをNikon 1に使うなら「マウントアダプター FT1」22,200円(税抜) 150gなどが必要だが。広角系が若干弱い物の、Nikon 1純正の望遠ズームよりも広角側がだいぶ広がるので、かなり使えるのではなかろうか。

マウントアダプタを付けて、Nikon 1の全機能が使えるわけでは無いのかもしれないが、検討には値するだろう。

Nikon 1 J3と1 NIKKOR VR 10-100mm f/4-5.6のキットが激安

Nikon 1 J4が2014年4月に発売されるが、旧モデルとなるNikon 1 J3と10倍ズームレンズキットがものすごく安い。
安くなっているのは2013年2月に発売されたNikon 1 J3と1 NIKKOR VR 10-100mm f/4-5.6がセットになったセット。

1 NIKKOR VR 10-100mm f/4-5.6自体の税抜き定価は85,000円で、実売は7万円ほど。

このそこそこのレンズがカメラとセットになった物が価格.com最安値で36,158円。2014年4月18日現在
ただし色はレッド。
そこそこまともなシルバーなら3.7万円程度。黒の場合4.8万円ほど。
黒は一般的に在庫が少なくなっているようだが、シルバーはそこそこあるようだ。

色の選択肢が少なくなっているが、そこそこ利便性の高いズームレンズが半額近くで、カメラ本体もついてくる。Nikon 1マウントを買うなら、このレンズキットを一応買っておくのも悪くはなさそうだ。

自作グミのレシピ

お菓子のグミがゼラチンでできる事がわかったので、自分で作ってみた。

結果として、全体量200mlに対して、ゼラチン25g前後、砂糖20g前後で市販のグミっぽくなる。
堅さはゼラチンの量を調整、甘さも砂糖なんかの量を調整すれば自分の好きなグミになる。

注意点としては、ゼラチンを溶かすのに、液体を暖めたり、よく混ぜたりする必要がある点だが、何回かやっていればダマになることはないだろう。
コツはよく混ぜること。ダマになっている部分は個別に潰せばいい。

コストはゼラチン25gが200円くらい。
例えば明治果汁グミは50g程度で100円くらい。200gで400円くらい。

ゼラチン以外のコストに100円かけたとして、200gの製造コストは300円。
買うよりも安いけど、味なんかは市販品の方が圧倒的にいいとは思うけど、自分の好きなのが好きなように作れるのがいい点なのは他の食べ物と同じ。

味をどうするかが問題だけど、ジュースを使うのが一般的みたいだな。

機動戦士ガンダムUCの映像版本編時間

2010年から映像版で展開していた機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)が、2014年でようやく終結するということで、本編の時間をまとめてみた。

episode 1, 58分
episode 2, 59分
episode 3, 59分
episode 4, 60分
episode 5, 53分
episode 6, 59分
episode 7, 90分

合計438分 (約7.3時間)

本編の時間は掲載しているサイトにより微妙に異なるが、だいたいこんなもんらしい。
全編通してみようとすると一日かかるのか。
アニメ版20分くらいを50話みるのに比べれば短いけど、それなりに長い。

アニメのDVDやらBlu-rayは、1パッケージあたりの価格が高すぎて基本的に買えないけど、1パッケージ4,000円として、28,000円。

見たいけどこんな高かったら(個人的には)見れないね。
劇場で見ると言う方法もあるけど、epsode 1しか見てないので、一挙上映みたいなのがなければ行きたいけど、そんなのないし、いろんな特典がついて価格の高いイベント上映は1ヶ月間には売り切れてるしで、大ファンはすごいな。

いつテレビ放送するかな。

アメリカのベビーシッター制度と協力する子育て体制

日本では子供の世話をするのは基本的に両親で、保育園やら何やらに預けるのはともかく、諸外国に比べて子供をほったらかしにすることがよくあるようだ。
そんな中で、ネットで見つけたベビーシッターに子供を預けて事件(2014年3月)になったりするような事もあるようで、日本でもベビーシッターやらなにやらが注目されつつあるようだ。

アメリカにおける子育てと社会システムを少しみただけだが、日本とはかなり違うので記そうと思う。

アメリカでは子供だけで留守番させるようなことは基本的に無い。週にもよるが留守番できるのは13歳からで、それも長時間の場合は18歳からなど、法律で決まっているため、子供だけを家で留守番させるというようなことは無い。

アメリカは日本以上に共働きなので、両親は早朝と夜以外は家にいない。
それでは子供はどうしているのかというと、基本的にベビーシッターがつくことになる。

このベビーシッター以外にも、地域の同じ世代の親同士がうまく連携して協力し合えるシステムにもなっている。

ベビーシッター

アメリカでは独立志向が高いので、お婆さんやお爺さんと同居していることは少ないが、近くに住んでいるなら、世話に来ることもあるが、基本的にお金を払ってベビーシッターを雇うことになる。
このベビーシッターはしっかりと何人もから面接した上で中長期的に預けるのが基本だ。そもそも、面接するベビーシッターもいろいろと厳しい審査の上合格した人であったりするらしいが、この辺の詳細は知らない。

子供の年齢や、どの程度の世話が必要になるかにもよるが、年齢によって預ける人が変わっていくようだ。
学校に入学する前なら、おむつやら食べ物やらをしっかりとしなければいけないし、一日中見ていなければならないので、それが得意な人。
小学校の高学年になったらあまり世話をしなくても良くなるので、学校の送り迎えなどの基本的なことだけをやる人など。

ちなみに、アメリカは本当に歩いて数分のところ以外は、学校には車で行く。もしくはスクールバスに乗っていく。
当然、子供の学校への送り迎えは親もしくはベビーシッターが行うことになる。

一般的な日勤の仕事の場合、アメリカの朝は早い。
大抵は朝8時頃から仕事が始まるし、もっと早く出勤するのも珍しくない。

このため、ベビーシッターは6時とか7時にはその家に行って、子供を起こして、朝食、子供の送り迎えまでを行う。

共働きが基本のアメリカでは、外食する家がほとんどで、朝食はどこかでサンドイッチを買ったり、ハンバーガー屋でオートミールを買ったりする。
子供用の朝食は、ベビーシッターが家で作る事もあるなど、この辺はその家の方針によって違う。

ベビーシッターは朝の子供の送り迎えが終わると一旦仕事は終わり。
その後、夕方の学校が終わるまではこの仕事は終わる。

ちなみに、共働きが基本のアメリカでは、家の掃除や洗濯なんかも掃除の人を雇う場合がある。
この場合、週に何度か昼間に掃除の人が家に来て掃除をする。また、家の前の芝刈りやプールがある家ならプールの掃除も人に頼んだりする。日本なら自分で何でもやってため込むが、この辺のサービスを買うなどして、お金がうまいこと周っているのがアメリカである。

学校が終わる頃になると、ベビーシッターが子供を迎えに行く。
迎えに行き、家に帰ってきて、親が戻るまでいるのがベビーシッターの仕事。
この間、子供におやつを食べさせたりいろいろと面倒を見ないと行けない場合もある。

朝早い親の場合、家に帰ってくる時間は結構早い。残業をするという概念が基本的に無いので、午後5時には帰ってくることがほとんど。
場合によってはもっと早い場合もある。

この後は、家でゆっくりすることもあるが、夕方外出して何かをすることが多い。
当然、夕食は外食である。

夕方何かをする場合、加入しているスポーツクラブでの練習をすることもある。

スポーツクラブ

このスポーツクラブがベビーシッター以上に重要な子育て協力システムだ。

アメリカの一般的な家庭のほとんどの子供が、何らかのスポーツクラブへ加入する。
ここで言うアメリカのスポーツクラブは、日本のリトルリーグなどのチーム先行ではなく、同じ年齢の子供を集めたスポーツクラブを自主的に作るものだ。
地域によって人気スポーツは異なるようだが、バスケや野球、サッカー、格闘技系など様々な物があり、子供の数だけチームがあると思っていい。

日本のリトルリーグなどと違い、チームができる程度の人数で構成され、コーチは基本的に親が就任する。このためレギュラーと補欠というようなことはない。
子供は競技を一通り必ず経験でき、親はある程度スポーツの経験があり、教えることも出来る、長い間このシステムが続いていないと簡単には構築できないシステムとなっている。

このスポーツクラブではしっかりとルールを教えて、そのスポーツの基礎をコーチからしっかりと教わる。
日本では子供がルールも適当、基本的なことも適当に勝手に草野球をやったりしているが、これとは全く違うシステムである。

子供は一般的に、同時に複数のスポーツチームに加入する。例えば、バスケと野球など。

加入するスポーツチームは、幼稚園くらいの年齢から大きくなっても続く。
このチームメイト同士が友達になる。すなわち、子供の時期の友達は親がコントロールして人工的に作られると言っても過言では無い。

スポーツチームは住んでいる地域の同世代で構成される。各地にスポーツチームが作られ、週末はこのチーム間の試合や練習で大忙しとなる。

例えば野球ならグランド、バスケなら体育館などが必要だが、学校などがこのために貸し出すシステムとなっている。
夕方や休日などにこれらのスポーツクラブが使えるように、体育館やグラウンドが事前に手配されるなど、その地域も協力的である。

練習は平日に行うこともあるが、基本的に練習や試合は週末に行われる。一家に子供が2人の場合、両親が分担してその試合や練習などに行かなければならない。
日本のように朝から夕方まで試合やら練習をするようなことは無く、大抵2時間前後練習したり、試合を1試合したら終わりだ。

例えば、男の子と女の子の場合だと。

午前中に男の子のバスケの練習、女の子のバスケの試合があるなら、両親が分担してそれぞれの会場へ行く。
昼食はうまいこと落ち合ってどこかで食べて、分担して午後は男の子の野球の練習、午後は女の子のソフトボールの練習をして、夕方落ち合って夕食。
とかいうのが週末の土曜日にあり、日曜日にも同じようなパターンをしたりを毎週繰り返す。

たまに午前や午後にどちらも予定が無いなら、映画に行ったり、買い物やどこかに遊びに行ったりする。
とにかく、週末に家でのんびりするということがあまりない。
スポーツの練習は前述したように平日の夕方にやることもあるなど、アメリカ人の日常は忙しい。

当然、両親のどちらかが仕事やらなにやらでどこかに行かなければならないとか、両方のタイミングが合わずに子供の面倒を見れないというような事がある。
ベビーシッターは基本的に平日の朝と夕方だけなので、このような場合はスポーツクラブの親同士が連携する。

男の子の野球の練習にどうしてもつれていけないなら、そのクラブの他の親に子供を預けて野球の練習などをさせて、親が空くまでその家に預けるというようなことをする。
休日にベビーシッターを雇うこと無く、子供が加入しているスポーツクラブの親のつながりの中でうまく協力して子育てをする体制を親である自分たちで構築しているのである。

アメリカでは常に親との行動が基本だが、この親間のつながりをうまく利用して子離れもうまくできるようになっている。
例えば、両親が出張などで家にいられない場合、子供は友達の家に泊まりに行くようなことがある。子供同士で泊まれるので楽しいし、親と離れる練習にもなる。

単に子供にスポーツをさせるという意味では、幼稚園のころからルールもしっかりと把握させ、スポーツの基礎を学校以外の場所でも学ばせるというアメリカのスポーツが強い理由がわかるシステムである。
このスポーツクラブで特にうまい子供は、地域のうまい子供が集まる別のチームに加入したりすることもあるようだ。

こうしてアメリカのスポーツは基本からレベルが高くなっていくわけだが、前述したように、週末の両親の負担がかなり高い。
それでもこれがうまく続いているのはそれぞれが協力し合えるシステムだからだが、このようなシステムをまねしようとしても簡単にはできないだろう。