Google TC Summit 2015用現地の通信環境 その1

GoogleのTC Summit 2015が開催されるが、日本からアメリカに行く際に問題になるのが、現地の通信環境をどうするかという点。

宿泊先のホテルとSummit会場はWi-Fi環境が整備されているだろうし、バス移動する場合はバスの中にもWi-Fi環境が用意されているかもしれない。
このため、ノートパソコン、タブレット、スマートフォンを持って行けば、会場では問題ないだろう。

問題は、Wi-Fiが無い街中や現地での観光中にどうするかという点。

アメリカでの通信手段確保方法

携帯電話会社の各種ローミングサービスを使う

ドコモ、au、ソフトバンクはローミングサービスを提供しているので仮に現地滞在時間が最短の3日ならこのサービスを使うのが手っ取り早い。
ソフトバンクでiPhone 6かiPhone 6 Plusを使っているならアメリカ放題を使えばタダだ。(2015年7月現在)

日本でモバイルWi-Fiルーターを借りる

各社が海外用にモバイルルーターをレンタルしている。コストは1日1,000円前後。
これを使えば、スマートフォン、パソコン、タブレット等の通信環境がこのルーター1台で確保できることになる。
借りたり、この機器の管理の手間等を無視すればまあ悪くは無いサービス。

現地でプリペイドのモバイルWi-Fiルーターを購入する

現地の通信事業者がモバイルWi-Fiルーターのプリペイド版等を提供している。
旅行者が利用するならプリペイド版一択だが、価格は様々な条件がある物の、本体と通信料金含めて100ドル前後から。
Summit含め現地に1週間以上滞在するなら、場合によっては日本でWi-Fiルーターを借りるよりも安い場合もある。

現地でプリペイドのスマートフォンを購入する

モバイルWi-Fiルーターを使えば様々な機器で利用できるが、スマートフォンで直接利用できた方が面倒が無い。
この場合、一番手っ取り早いのがプリペイドスマートフォンを買ってしまうと言う点。
価格は100ドルくらいから300ドルくらいまでいろいろ。
ただし、日本語の表示が中華フォントだったり、設定が面倒かも。

現地でプリペイドのSIMカードをSIMフリーのスマートフォンで利用する

現地ではBYOD(Bring Your Own Device)とかBYOP(Bring Your Own Phone)で、携帯各社にSIMフリーのスマートフォンを持ち込むのが一般化しつつある。
つまり、SIMフリーのスマートフォンを持って、携帯各社で契約するのが普通になりつつある。

そんなSIMフリーのスマートフォンを日本から持って行き(もしくは現地で購入して)現地のSIMカードを購入して契約すれば、そのまま利用できるようになる。
この場合、プリペイドのSIMカードを購入するのがいいだろう。通信料は条件にもよるが1週間程度なら数十ドル前後から。
プリペイド自体の購入費は20ドル前後。安くて50ドル前後でSIMカードと短期間の契約が可能。
この場合は、日本と同じように利用できるし、現地の通話やSMSも利用できる。

ちなみに、SIMフリーは和製英語で、英語ではSIM Unlockedとか。

現地で購入はどこで買うのかという点

アジア各国ではSIMカード購入は空港の携帯電話カウンターと相場が決まっているが、アメリカにはそんなカウンターは無い。
それではどこで買うかというと、電気店や街の携帯電話ショップ。
電気店はBestBuyが全米最大規模のチェーン店で、どの街にもあるが、宿泊地の近くにあるわけでは無い(と思う)。
確実なのが、携帯電話ショップ。
何にしろ、購入してアクティベーションまでやらなければならないので、現地語が得意で無い場合は、携帯電話ショップで買うのが手っ取り早いかも。(どこにあるかは自分で調べてね)

注意点は時々いろいろな条件が変わる点

アメリカの通信業界でSIMフリーに優しくなったのが2014年頃から。
この頃大きく変わったので、直近でまた大きな変更はなさそうで、2015年7月までは今まで書いた事は半年以上は大きくは変わっていない。
しかし、何かのきっかけで急に変わることがあるので注意。

ところでホテルのWi-Fi環境

Summit期間中はホテルのWi-Fiも無料らしいが、一般的にはホテルのWi-Fiは有料。
料金は1日10ドルとか15ドルとか。

Google TC Summit 2015の案内から登録まで

GoogleのTop Contributor(トップレベルユーザー、以下TC) Summit 2015が10月にサンフランシスコで開催されます。

すでに、TCになっている方はほとんどの方が申し込んでいると思いますが、今後の事を考えて、案内から申し込みまでの手順をメモしておきます。

TCになってから登録まで

どうにかしてTCになる。多分、開催される年の6月くらいまでになっていた方がいいみたい。
なっていると、4月くらいに案内があり、6月末くらいに登録が始まる。
2015年現在、2年に1回グローバルなイベントがあるので、2015年の次は2017年になると思う。前回は2013年だったそう。それでは2016年はどうなるのかというと、2014年に地域毎のイベントを行ったので、そんなのをやるんじゃないかとか。

実際の案内が来る時期

2015年4月中旬、TC Summit 2015をやるよと案内が来る。
この時点では単なる開催の告知なので、その時期に予定を入れないようにしておこう。

登録が始まる時期

2015年6月下旬より7月末まで。
他のも含めて、メールで案内が来るので、専用のフォームで申し込むことになります。
単に参加申し込みだけではなく、どこの空港からいつ出発したいか、いつ帰国したいかまでもこの時に申請する必要があります。
つまり、期間中の行動は3ヶ月前には決めておく必要があります。

Summit期間中の行動は4月に案内が来たらある程度決めておこう

6月下旬のSummitの登録時に、航空券の手配をするので、現地滞在期間を申請しなければなりません。
現地でついでにどこかに行きたかったり、何かやりたいことがあれば、事前に当たりをつけておいて、何日必要か、どうしたらいいかをある程度の目星をつけておく必要があります。
その上で、日本出発日、現地発日を申込時に申請しましょう。
ただし、Googleの本社がある、シリコンバレーやサンフランシスコ地域が会場になりますが、実際に会場がどこになるかは申込が始まらないとわかりません。つまり、サンフランシスコ地域で何かやりたいと思って事前に調べていたら、会場がシリコンバレーだと、中途半端に遠くて行くのに苦労したりします。

https://plus.google.com/collection/QI2lY

Apple Musicのクラウドに長い曲を転送する

iTunesに登録している曲はApple Musicのクラウドにも転送されるが、どんな曲もクラウドに転送されるわけではない。
検証してみたが、ちまたでいわれているようにiCloud Matchと同じ制限のようだ。
つまり、2時間以内もしくは、iTunesが勝手に作る256kbpsのAACファイル200MBまでの制限ということになる。

iTunesが勝手に作る256kbpsのAACファイルは、つまりQuickTimeでiTunesに転送したり、エクスポートしたりするときに勝手に作成されるファイルサイズ。

Apple Music Limit

おおよそ2時間程度の音声ファイルは勝手に作られるAAC 256kpbsで200MB前後になる。場合によっては、1時間50分くらいでも制限となることもある。

2時間の音声ファイルを転送する際、このあたりのバランスが微妙のため、ちょうど2時間程度の音声ファイルをクラウド側に置いておきたいときは、1時間とか1時間半あたりでトリムしておいた方が無難。
それ以上の時ははじめっから1時間45分以内程度で分割しておくのがいいだろう。

ということで、Radikoで録音した2時間のファイルなんかは1時間とかで分割した方がいい。

キヤノンの高倍率ズーム付きコンパクトデジカメ購入検討2015

キヤノンの高倍率ズーム付きコンパクトデジカメをどうにか使用と考えている。

現在使っているのはPowerShot SX280 HS。これはPowerShot SX230 HSの後継として購入した物。
SX230は壊れたから仕方なくSX280を購入したわけだが、バッテリー駆動時間がSX230と比べると死ぬほど持たない。半分以下。

バッテリーは量を増やせばいいだけなので、交換して使っているが、もう一つの問題点は感度の点。
発表会なんかで、暗くて遠くの被写体を撮影するときに、シャッター速度を速くしなければまともに取れないわけだが、この場合はレンズ、感度等の関係で、うまく撮影することは難しい。

現状の問題点(今書いていないことも含む)
バッテリー駆動時間
感度とかの部分
レンズに傷が付いている

というわけで新型機をみてみる。

PowerShot SX280 HSの直接の後継機種はPowerShot SX700 HS。さらにこの後継機種がPowerShot SX710 HSとなる。
現在は2世代後のPowerShot SX710 HSを選ぶしかないだろう。これを選んだ場合の機能差は。

機能の見方
SX280 → SX700 → SX710

電池
NB-6L → NB-6LH → NB-6LH

撮影時間 静止画
210枚 → 250枚 → 230枚

撮影時間 動画(撮影/ 一時停止、電源の入/ 切、ズームなどの操作をしたとき)
25分 → 40分 → 45分

DIGIC
DIGIC 6 → DIGIC 6 → DIGIC 6

画素数
1210万画素 → 1610万画素 → 2030万画素

レンズ(35mm換算)
25-500mm F3.5-6.8

25-750mm F3.2-6.9

25-750mm F3.2-F6.9

ISO感度
80-6400 → 100-3200 → 80-3200

総重量
233g → 269g → 269g

バッテリー駆動時間は新型で大幅に向上している。これもNB-6LからNB-6LHへの変更効果もあるかもしれないが、基本同じなので買い換えてもそのまま使えるのが良い。

レンズは光学ズーム倍率が向上しているが、F値が向上しているらしく、若干明るくなっているのだろうか。
画素数は増えているので、感度の点では不安。
実際ISO感度は6400から3200になっている。6400は実質使えないので3200も使えないのだろうが、1600は使えるのか不安だ。

というわけで、

PowerShot SX280 HS 2013年4月発売
PowerShot SX700 HS 2014年2月発売
PowerShot SX710 HS 2015年2月発売

の流れの中で、SX710の次の機種でいいかな。使えなくなるほど壊れなければ。
バッテリーがどうなるか気になるけど。

Google Top Contributors Summit 2015のフライトを考える

2015年のGoogle Top Contributors Summitの期間は実質10月21日夕方から24日の朝まで。
正式なプログラムは、22日と23日。24日に別のセッションに行く人もあり。
おそらく、24日のセッションに参加する人は25日の朝までの4泊。それ以外は21日の夜から24日の朝までの3泊現地に滞在することになるのだろう。もしかしたら違うかも。

仮に、キツキツの3泊のスケジュールにすると。

JL0002
羽田 22日の深夜(午前)00:05発で、SFO 21日の午後5:25着。
UA0876
羽田 22日の深夜(午前)01:00発で、SFO 21日の午後6:11着。

これだと22日のセッションには間に合うが、21日のパーティーには何とか参加できるか終わっているかというところ。

JL0001
帰りは 23日のセッションが終わって、一休みした後、そのままSFOに行って
24日の深夜(午前)に1:38発で、25日の早朝(午前)4:27に羽田着。

UA0875
セッションが終わるかどうかというタイミングでSFOに行って、
午後8:22発で、25日の午後10:26pmに羽田着。
みたいな感じ。

このスケジュールを応用すると。
10月16日(金)の昼間の予定が終わったら羽田へ。
JL0002で17日の早朝発でSFOへ、金曜夜にSFO着。

JL0001でSFOから25日(日)の深夜1:38発、日本には月曜の早朝4:25に着。
ということが可能。
これなら9日間くらいかな。これだと、6泊分くらいをどうにかする必要がある。