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ホテルから謎の請求があったのでカード会社に文句を言う

先日、アメリカのホテルに宿泊した際、クレジットカードに謎の課金がされていた。
約100ドルの1万円ほどの謎の課金がされていた。
そのホテルでのアーリーチェックインの2,500円ほどは認識にあるが、その課金とは別に、1万円ほどの謎の課金がされていたことがクレジットカードの明細を見るとわかる。

そのホテル自体は、事前にネットの旅行代理店経由で支払い済みで、ホテルでのネット使用料金も別途課金されているので、100ドルくらいが課金されている理由がわからない。ホテル内のレストランは利用していないし、中の店で使った物は現金で払っているしで、考えられることは、チェックイン時に料金を追加すればもっといい部屋にするというのを断ったことくらいだが、それで課金される筋合いはない。

ということで、これはいったい何なのかなと思って、クレジットカード会社に連絡すると、そのネットの旅行代理店の予約のレシートなどをFAXで送れというので、FAXはありませんと答える。それでは郵便でということで、郵便で送ると、次のクレジットカードの明細が送られてきた際には相殺され実質返金された。

どうやら、使った物ではないものが課金されていたようだ。
いったい何なんだ、アメリカのホテルは。

アメリカで初めての返品体験 この返品制度はすごいぞ

アメリカのとあるホテルにはお茶などを飲むための湯沸かしが設置されていない。
これを知っているので、120V仕様の日本的なポットなどを買おうと思ったら、ケトルなども含めてアメリカの家電販売店Best Buyにはほぼ置いていないことが判明。
アメリカではお湯を沸かすとき、ガスなどを使ってやかんで沸かすのが主流らしく、ポットやケトルはほとんど販売されていない。もちろん売ってないわけではなく

BISTRO WATER KETTLE bodum

のような商品が置いてあったりする。
店によっては他の商品もあるが、日本風の商品は無いと思った方がいい。

そもそも、この手のキッチン用品は、日本みたいに家電量販店ではなくて、キッチン用品店に行った方が品揃えはいいようだ。
そんなことを知らずに、家電量販店で購入すると、選択肢が無い中でこの商品を購入したわけだが問題が発生した。

ホテルで使おうと思って、パッケージを開けると、ケトルのボトル部分はあるが、ボトルを置く部分がパッケージに入っていないのだ。

なんつうこった、主要部品が2個しか無いこんな商品でそんな事がありうるのか?
あり得るんだ。ここはアメリカだ。

商品の価格は40ドルほど。
どうしようか悩んだあげく、返品という技を使ってみることにした。
なにしろ、アメリカの返品制度は消費者に有利なようになっているという。

購入したBest Buyでは30日間どんな理由でも返品を受け付けると書いてある。

日曜の夜に購入した店にレシートを持って返品しに行くと、長蛇の列。
20分以上はならんだだろう。

ようやく順番が来て、入ってないことを説明し箱を開けかけたら、OKとして中身の確認もせず返品処理が進んでしまった。

購入したクレジットカード、IDをみせて、クレジットカードに返金という、返金手続き自体は一瞬で完了。

なんつう簡略化した返品システムだ。
日本だったら、本当に入ってなかったのか、商品の確認などぐだぐだ言われたあげくに返品を受け付けないということもありそうだが、ちょっと説明しただけですぐに返品。

すごい国だ。アメリカは。

Best Buy

アメリカのカリフォルニアでレジ袋(ビニール袋)禁止へ

サンフランシスコではだいぶ前から、ロサンゼルス市では2012年9月からスーパーなどでのレジ袋が禁止されたそうだ。
レジ袋とは日本で言ういわゆるビニール袋で、一般的にポリエチレン製の袋。ポリプロピレン製の物もたまにあるが、ビニール袋の語源とも言える塩化ビニール製の袋は2012年現在存在してない。

ロサンゼルス市というのは、ロサンゼルスのダウンタウンあたりの狭い地域で、日本人が思っているロサンゼルスはロサンゼルス群である。

どこが何を禁止しているかは、それぞれの行政区域などで異なるが、カリフォルニア州でレジ袋を禁止しようとしているのは確かな動きのようだ。
2012年現在、日本ではレジ袋は有料の店もあるし、レジ袋を断ると割引を受けられる店もある。そんな中、アメリカの大都市があつまるカリフォルニア州では法律でプラスチック製の買い物袋を禁止しようというのだから、世界で最も進んでいると言っても良さそうだ。

レジ袋は、1枚あたり10g前後で、原料のコストは1円前後、これに製造コストが加わり、1枚あたり数円となる。
昔は単なる袋だったが、ループ状の現在一般にレジ袋として使われているファッションバッグが発明され、利便性が向上。ほとんどコストがかからないことなど含め、各販売店では無料でサービスするようになって数十年、常にゴミ問題では課題となっていた。

そんななかで、海岸に打ち上げられるゴミとして常にレジ袋などが問題となっていたアメリカのカリフォルニア州で本格的に禁止。いろいろな反対運動もあるだろうが、この動きは全世界に広がっていくだろう。

実際のところ、プラスチックの袋は重さの割に薄いので、ゴミ処理場でみるレジ袋の多さの割には重量は少ないのだが、無駄な資源は浪費しないほうがいいに決まっている。

アメリカの車文化

日本とアメリカでは車に関する文化がかなり異なる。
当然、地域や収入などによっても異なるが、平均的なアメリカ人家庭(夫婦2人、子供2人)でみてみると。

車の保有台数は2台から3台。一般的に共働きで、車が無いと生活できないので最低2台はある。これに加えて、家族で出かける時用の比較的サイズに余裕のある1台で、合計3台となる。
これに、車好きの方なら、趣味の車がもう数台あることもあるし、普段使いの車をSUVにして、1家に2台で何とかするような家もある。

車は購入後5年前後の新車の場合もあるが、10年から15年程度の古い車を使い続ける事も多い。20年以上前の車が走っていることも珍しくない。

日本の場合、地方都市で一家に数台車がある場合があるが、この場合でも、複数台目は軽自動車などになる。アメリカの場合、日本の一般的普通乗用車がコンパクトもしくはミッドサイズ(中くらいのサイズ)という認識になる。軽自動車のような車はないし、日本の1000cc前後の小型車はよっぽどのことが無い限り見かけない。
日本で人口が密集している都市部では車が無い家も多いし、あっても1台程度だろう。アメリカでニューヨークやサンフランシスコなどごく一部の都市では車が無い場合もあるが、一般的なアメリカは車が無いと生活できないので、相当の貧困層以外は少なくとも1台はある。

日本では、発売から10年程度の車が走っていることはまれで、一般的に5年前後の車が多いだろう。
アメリカでは中古も一般的で、自分の乗っている車を売ろうと思ったら、車自体に「For Sale」などと書いたりして、走ったり駐車場に置きながら赤の他人に販売することもよくある。日本では、ボロボロすぎて誰も買わないだろと思うような車が10万円や20万円程度で販売されているようだ。

車自体、乗り方にも日本とアメリカは異なり、日本では妙な装飾を施した車が走っていることをたまに見かけるが、アメリカでは単なる足としての使用なので、ド・ノーマルの事が多い。もちろん、アメリカの車好きの中には相当に凝った装飾にすることがあるが、この装飾の美的感覚は日本とは全く異なる物と言っていい。
乗り方も、日本は車間距離を詰めすぎたり、あおったり、無茶なスピードを出したりなどおかしな運転をする人が少なくない。アメリカではほぼ流れに乗ったスピードだし、車間距離も日本の感覚で言えば開きすぎ気味でもあり、あおるようなことは無い。

まとめ
日本の車文化はアメリカに比べると相当遅れている。

日本人が日本でUSのAT&T GoPhoneを維持する方法

AT&T GoPhone

現代人がUS(アメリカ)に行く場合、必須になるのが、現地の携帯電話会社が提供するプリペイド携帯電話だ。
AT&TならGoPhoneなど各種ブランドが提供されており、USの電化製品自動販売機BestBuy Expressでも買える物がある。
日本の携帯電話をローミングして使うのが最も手っ取り早いが、ローミングにかかる費用は、現地でプリペイド携帯電話を買うのに比べ天文学的な金額になり、ブルジョア階級くらいしか利用できない。

ちなみに、USはアジアなどに比べるとSIMカードを買ってどうのこうのするようなことがやりにくい日本のような国(日本よりはやりやすいが)だが、現地の低所得者層向けなどにプリペイドプランが充実しているのが幸いだ。
この制度を利用し、なるべく現地での通信費用を安くするには、プリペイド携帯電話を使うのがお勧めだ。

現地で、機種選びをしっかりしたい場合、通常の店舗型BestBuy(アメリカのヤマダ電機とヨドバシとビックカメラを足したような店(割らない)、要するにどこにでもある電器屋)に行くのがお勧めだ。最近では単機能で$20くらいの単なる携帯電話(フィーチャーフォンでも無い)から、$200くらいのスマートフォンも用意されている。
この中で好きな端末を選んで購入し、自分の好きなプランでオンライン(携帯電話を使って)で契約すれば、現地滞在中は問題なく使用できる。

問題は、次に訪れるとき。
例えば、AT&TのGoPhoneで$25のプランに入ると、3ヶ月は使える。
3ヶ月以内に訪れて、リフィル(料金追加)すればさらに3ヶ月使えるが、次に訪れるのが半年後とかの場合、契約が切れているので簡単にリフィルできない。

一般的に、一度契約が切れると、オンラインで何とかするのは難しく、AT&Tの店などリアル店舗に行って再契約する必要がある。
これでは面倒くさいし、電話番号も変わる。店でプリペイド携帯を買う場合は黙っていても買えるが、再契約には英会話も必須だし、リアル店舗がどこにあるかを調べる手間もかかる。

なにより、飛行機で空港に着いた直後に使えないというのは痛い。

このため、USへ時々行く方は、常に契約を契約し続けるのがお勧めだ。

AT&T GoPhoneなら、$25ドル以上の契約をしてから90日間は契約時に払ったお金がある限り契約を続けられる。さらに、契約終了後60日間の契約キャンセルまでの待ち期間がある。

正確には日数なので微妙に異なるが、半年に1度行くと言うことでわかりやすく説明すると。

1月1日に1週間滞在の予定で$25ドルのプランに入ると3月31日まで使える。
その契約は5月31日まで残っているので、5月31日までにオンラインで$25ドルの再契約する。
この再契約で、8月31日までは使えるので、6月から8月にUSへ行けば携帯電話をそのまま継続して使用できる。この契約は10月31までに再契約すればいいので、10月31日に再契約すると、次の年の1月31日まで使える。11月から1月までは、携帯電話を維持できるということだ。

ということで、1年間維持し続けるのにかかる最低の料金は$75だ。為替にもよるが、2012年現在一ヶ月600円くらいで携帯電話を維持できることになる。
これが面倒な方は1年間有効の$100の契約をして年に一回この手続きをすればいい。

問題は、この再契約方法だが、2012年4月現在日本から日本で発行されたクレジットカードを使い、AT&TのオンラインサービスmyATTで日本の住所を入れてそのまま契約できる。
このオンラインサービスを利用するには、現地でPIN番号を入手しておく必要がある。PIN番号は通常Text(SMS)で契約している端末に送られてくるので、現地にいる間に入手しなければならない。
クレジットカードを使わなくても、現地でリフィルカードを買っておき、これで契約を続けることも出来る。日本のクレジットカードがいつ使えなくなるか不明なので、契約を確実に続けるにはこのリフィルカードを入手しておくのもいいだろう。

いちいちこんな事をしないでも、現地で新しく携帯電話を買ったり、AT&Tの店に行って契約すれば携帯電話は使い続けることは出来る。この場合、ついた空港で使えないし、電話番号が変わったり、どこにあるかよくわからない携帯電話の店を探したりする必要も無い。携帯電話の契約のためにわざわざ店を探して現地で再契約するのは、時間の無い海外旅行では無駄だろう。

年間$75の費用を嫌い、番号が変わってもいいという方もいるかもしれない。
その場合、年に数回訪れるなら、仮に$25の契約を2回すると$50になるので、$25お得となる。
利便性を考えると、年に数回訪れるなら契約を維持し続けた方がいいだろう。

AT&T GoPhoneを維持する方法まとめ
アメリカでAT&TのGoPhoneを購入する
アメリカにいる間にPIN番号を入手する
日本から日本発行のクレジットカードで3ヶ月ごととか定期的に料金をネット経由で支払える
現地で売ってるリフィル用のカードを買って日本から登録することもできると思う